松林 洋一

教授
研究分野
  • 計量経済学

学位(取得校)

  • 経博(神戸大学)

 

 

 

研究テーマ

国際マクロ経済学の実証分析

国際マクロ経済学の実証分析私は、対外不均衡(とくに経常収支)の変動を観察することによって、一国経済の循環、成長、発展の姿を開放体系において位置づけ、考察していくという研究を続けています。経常収支とは内外の経済変数の情報を含む、きわめて高度に集計化されたマクロ変数です。したがってグラフに表すとたった1本の線にすぎませんが、この1本の線を丁寧に精査していくことによって、日本経済、ひいては世界経済のダイナミズムをより深く理解できると考えています。

講義・ゼミの内容

担当経験のある科目

学部講義

経済統計学
この講義では、計量経済学の手法を学びながら、様々なデータを用いて、日本経済、世界経済の直面する諸問題を実証的に考察する「いろは」を丁寧に学んでいきます。実証分析は自動車の運転練習と同じです。失敗を恐れず何度も何度も練習していくこと、体で覚えること、慣れることが大切です。この講義ではできるだけ多くのデータを使って路上に出て運転できる(本格的な分析が出来る)ところまで繰り返し練習を行っていきます。

大学院講義

統計推理論
本講義では、統計理論の諸概念をできるだけ丁寧に解説します。計量経済学、実証分析を行う際に必要な統計的知識を修得することを目標にしています。

学部ゼミ

[3回生]
1)ゼミのはじめの15分で、1週間のマーケットウオッチ(為替・株・金利など)を行います。
2)計量経済学・マクロ経済学の基礎的知識の復習をします。
3)計量ソフトを用いて、実証分析の様々な手法を、毎時間一つずつ学んでいきます。
4)前期の終わりから、日銀グランプリ・ISFJ(日本政策学生会議)の準備をしていきます。
5)神戸税関(5月)、東京外為ブローカー・日本銀行本店(12月)に見学とヒアリングに行きます。

[4回生]
実証分析を用いて卒業論文を作成していきます。

大学院ゼミ

計量分析の様々な手法を学びながら、マクロ実証分析の論文作成を以下の点に留意して指導しています。
1)骨のある論文(もしくは著作)を徹底的に読み込み、将来の骨太な研究テーマを見つけ出していく。
2)自分が深く理解したことだけを「ふつうのことば」で語る。
3)世界の人々に研究成果を知ってもらえるように「英語」で公表していく。 

主要業績

  1. Exchange Rate, Expected Profit, and Capital Stock Adjustment: Japanese Experience, The Japanese Economic Review, Vol.62(2), (2011)
  2. Capital Accumulation, Vintage and Productivity: Japanese Experience, Singapore Economic Review, (2017), forthcoming.
  3. Does Government Promote or Hinder Capital Accumulation? Evidence from Japan’s High-Growth Era, Structural Change and Economic Dynamics, (2018), forthcoming.
  4. Quantitative Easing Policy, Exchange Rates and Business Activity by Industry in Japan from 2001 to 2006, Singapore Economic Review, (2019), forthcoming.

お問合せ

E-mail

myoichi(at)econ.kobe-u.ac.jp

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