- 近・現代西洋経済史
学位(取得校)
- 経博(神戸大学)

研究テーマ
近現代の西洋経済史を研究対象としていますが、とくに関心をもっているのは、19世紀を中心とするイギリスの経済史です。歴史の授業でも必ず取り上げられる産業革命は、経済史の分野でも、古くて新しい、いつの時代でも重要なテーマです(現代でも「第四次産業革命」の時代などと言われたりしています)。当時の経済成長の指標となるような数値データの集計もだいぶ積み重ねられていますが、私の興味は、必ずしも量的なデータに還元できないような社会経済の変化や特性を多面的に浮き彫りにすることにあります。
講義・ゼミの内容
担当経験のある科目
学部講義
近現代西洋経済史
18世紀頃から20世紀半ばにいたる欧米の経済史を扱います。対象となる地域や時期はきわめて多岐にわたりますので、広くかつ深く講義するのはなかなか難しいですが、なるべく要点を絞ってお話しします。「産業革命」に始まる急速な工業化の進展と広域的な流通ネットワークの形成を軸に、欧米以外の国々や地域との関係をも視野に入れながら、できるかぎり多面的に理解していただけるような展開を考えています。
大学院講義
経済史(経済大国盛衰史)
こんにちグローバリゼーションの大きな趨勢のなか、その反動としての経済的ナショナリズムの動きも依然として根強いものがあります。近代初頭の「大航海時代」以来、いくつかの国が覇権国として世界経済に君臨してきましたが、この授業では経済大国の興隆と衰退の歴史を、そのプロセスと背景を中心にお話しいたします。
学部ゼミ
経済学の対象となりうるさまざまなトピックスのなかから、各自の関心のあるものに焦点をあて、それをテーマとして、歴史的・世界的視野をも重視しながら卒業論文を作成していただくことを目標とします。
大学院ゼミ
西洋経済史およびその関連分野についての修士論文を作成していただくことを目標とし、そのための指導を行ないます。
主要業績
- 『イギリス議会エンクロージャー研究』(勁草書房、1999年)
- 『産業のパクス・ブリタニカ:1851年ロンドン万国博覧会の世界』(勁草書房、2011年)
お問合せ
shigetomi(at)econ.kobe-u.ac.jp
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