日野 将志

講師
研究分野
  • マクロ経済学

学位(取得校)

  • Ph.D.(オハイオ州立大学)

研究テーマ

異質な家計のマクロ経済学/財政に関するサーベイ実験

研究の柱は2つあります。
中心となるのは、家計ごとの所得や資産の違いを明示的に組み込んだマクロ経済モデル(異質的家計モデル)を用いた分析です。とくに住宅や自動車といった耐久財に注目しています。住宅は多くの家計にとって最大の資産であり、同時に住宅ローンという最大の負債でもあります。そのため金利が動いたときの影響は、持ち家か賃貸か、ローンが固定金利か変動金利かによって大きく異なります。個々の家計の行動を積み上げて経済全体を描くことで、住宅ローンは固定と変動のどちらを選ぶべきかといった身近な問いから、金融政策が経済全体にどう波及するかまでを一貫した枠組みで分析できます。

もう一つは、財政政策に対する人々の意識をサーベイ実験で調べる研究です。人々が財政の現状や財政的な制約をどう認識し、それが増税や歳出削減への支持をどう左右するのかが関心の中心です。

学歴・職歴

2012年:同志社大学 経済学部 卒業
2014年:京都大学大学院 経済学研究科 修了
2021年:The Ohio State University, Ph.D. in Economics

担当経験のある科目

学部講義
 基礎マクロ経済学

大学院講義
・Macroeconomics
・Development Economics: Macroeconomic Approach

マクロ経済学は、景気や成長、物価や失業といった一国全体の動きを扱う分野です。この講義では、家計の消費・貯蓄・労働や、企業の投資といった個々の意思決定から、経済全体を積み上げて理解します。ニュースで目にする金利や財政の議論を、誰のどのような行動の結果として生じているのかという視点から読み解き、政策の効果を自分で筋道立てて評価できるようになることを目標とします。

お問合せ

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hino(at)econ.kobe-u.ac.jp

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