協定校への交換留学プログラム

本ページの情報はPDFでもご覧いただけます。(部局間協定校のリストも掲載あり)
※2025/4更新


全学協定校への交換留学

窓口: 学務部 国際交流課(※経済学研究科ではありません) 学務部国際交流課 (グローバル教育センター内;百年記念館)   メール:stdnt-intlexchange [at] office.kobe-u.ac.jp  (※ [at] を @ に変更してください)   Tel: 078-803-5262

全学協定校への交換留学の詳細についてはこちら:
https://www.kobe-u.ac.jp/international/study-abroad-programs/exchange/index.html#list
概要, 募集案内, 募集説明会日程, 全学協定校一覧, 留学体験レポート他
▸募集要項や大学情報はGEMs(神戸大学グローバル教育管理システム)から確認できます。

※経済学部生は、全学協定校の場合も、部局間協定校の応募要件と同様に「中級ミクロ経済学」「中級マクロ経済学」修得済みでなければ応募できませんので、ご注意ください。

部局間協定校への交換留学

窓口: 経済学研究科 教務係   メール:econ-kyomu [at] office.kobe-u.ac.jp  (※ [at] を @ に変更してください)   Tel: 078-803-7247, 7250

各学部・研究科単位で締結されている学生交流実施細則に基づく交換留学。
対象は経済学部生・経済学研究科大学院生。ただし、協定校によっては他学部生も応募可能な場合があります。詳細はGEMs「プログラムを探す」をご確認ください。

◉募集時期
※募集大学・募集期間は変更することがあります。掲示板または教務係までお問い合わせください。

募集時期 渡航時期 備考
秋募集 10月〜11月中旬 翌年8月〜9月 他学部主幹の場合はその学部の日程による。
春募集 5月〜6月中旬 翌年1月〜3月 秋派遣で定員に満たなかった協定校の2次募集をする場合あり。

* 定員に満たない場合は、2次募集を行うことがあります。

◉全学協定校との併願について
全学協定校、部局間協定校合わせて第3希望(春募集は第2希望)まで応募申請することが可能です。

単位互換について

留学先大学で履修した授業科目の修得単位については、本学部教授会の議を経て、30単位を限度として卒業要件単位に算入することができます。また、単位認定する際の授業科目名は、留学先大学で履修した授業科目となります。
<学部生>
経済学関係の授業科目… 専門科目Ⅲ群として認定
経済学関係以外の授業科目… 関連科目として認定
<大学院生>
語学科目以外…自由選択科目として認定

※単位は認定されますが、成績評価はつきません。(成績証明書には、「認定」と表記されます)
※詳細は、学生便覧「神戸大学経済学部(大学院生は経済学研究科)学生の留学に関する取扱い細則」をご覧ください。

留学へのタイムライン

ほとんどの留学希望者は、神戸大学に入学したときから情報収集や語学向上の準備を始めます。留学への準備は、1年〜1年半の準備期間が必要となります。海外留学の募集は出発するおおよそ1年ぐらい前に始まりますので、それまでに、留学時に必須となる、経済学科目の修得や留学先の語学要件に準ずる外部英語試験のスコアの準備をします。
(例)3年生後期に留学する場合

派遣留学実績

令和3年度〜令和7年度の派遣留学実績

奨学金情報

交換留学の奨学金(給付型)情報についてはこちら:
https://www.kobe-u.ac.jp/international/study-abroad-programs/support/index.html
■奨学金受給実績 (経済学部生/大学院生のみ)

  2024年度 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
JASSO 6 5 10 0* 11
神戸大学基金 0 0 1 0* 0
トビタテ!JAPAN 0 0 1 0 0
業務スーパージャパン 0 0 1 0 0
フクシマグローバル人材支援奨学財団 0 0 2 1 1
その他 3 2 3 0 0
*=2020年度は新型コロナウィルス感染症拡大の影響により募集なし

海外留学保険・危機管理サービス(OSSMA Plus)

大学プログラムで海外渡航する学生は全員、神戸大学が開催する危機管理オリエンテーションを受講する義務があります。海外滞在中に事故や災害、テロ等のトラブルが発生した場合に備え、安全対策の一環として必ず参加してください。危機管理オリエンテーションは年に複数回開催されますが留学前に必ず受講するようにしてください。
危機管理オリエンテーションの詳細(申し込み)はこちら:
https://www.kobe-u.ac.jp/international/study-abroad-programs/safety-management/index.html

お役立ち情報サイト

《学外サイト》
留学準備・お役立ち情報(JASSO 海外留学支援サイト)
留学ガイドブック「わたしがつくる海外留学」(JASSO 海外留学支援サイト)
新型コロナウイルスに係る日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び
入国に際しての条件・行動制限措置

外務省海外安全ホームページ
外務省海外安全アプリ
厚生労働省ホームページ
海外法人安全協会海外安全マニュアル
《神戸大学サイト》
神戸大学からの海外留学(留学に関する各種情報)
神戸大学国際交流危機管理マニュアル

先輩の声(留学体験談)

留学先:ベルリン経済法科大学(ドイツ)
派遣期間:2023/9~2024/2
学年(出発時):4年

ヨーロッパの文化や芸術、デザインを実際に自分の目でみる事、海外の友人を作り英語力を向上させる事、ヨーロッパからの視点で経済学を学ぶ事を目標に交換留学に応募しました。この交換留学に応募し実際に参加する事ができて本当によかったです。人生の中で必要な選択だったと実感できるぐらいかけがいのない充実した時間でした。留学応募段階では、選考に必要な英語試験合格得点獲得に向けた英語学習としてテキストを解く、自分の英会話を録音して先生に添削していただくなど工夫を凝らし、留学決定後は英語でラジオを聞く、神戸市が行っている英会話教室の訪問等、実際に英語を話す経験を積み渡航先での生活に向けた準備を行いました。この留学前の準備は重要なステップだったと思います。渡航後は環境に慣れるために時間がかかり、渡航後2週間で39.5度の発熱をしてしまいました。そこで助けてくれたのがルームメイトや寮の友達でした。留学の魅力の一つとして海外の友達を作る事ができますが、そういった困難にあったときに助けてくれる友達を作る事ができてすごく嬉しかったです。また日々の生活では、私自身の英語の語彙力の足りなさを実感したり経済学の学習が難しいと感じる事が多々ありました。他の国から来ている学生たちはほぼ全員ネイティブ並みに英語を話せたので最初は圧倒されてなかなか自分から話しかけに行く事ができませんでした。しかし友達の優しさに救われ、一緒に楽しい時間を過ごしていくうちに、どんどん大切な友達との時間が私の生活の一部となっていきました。この半年間で英語を話すことへの抵抗はかなり減りました。授業では予習復習を徹底的に行う事、また理解が難しい箇所があれば先生に質問するという積極性を意識し、結果として履修した全ての授業の単位を取得できました。休日には美術館を訪れたり友達と旅行に行ったりと、ヨーロッパを満喫できました。この留学を通じ、さまざまな困難を乗り越える柔軟性や忍耐力も身についたし、友情に国籍は関係ないと改めて再確認できました。


留学先:ルーヴェン大学(ベルギー)
派遣期間:2023/9~2024/2
学年(出発時):3年

私が留学を通して得たものは主に二つです。
一点目は経済学、英語に関する知識です。私はファイナンスと計量経済学に関連する授業を中心に受講しました。内容は非常に高度で、ついていくことに苦労することも多々ありましたが、そうした生活を通して経済学に関する新しい知識を日々学ぶことが出来ました。加えて、神戸大学で習ったことと重なる部分があった際にはそれを英語で学び直すことでより理解を深め、日本語でも英語でも説明できるレベルまで記憶として定着させることも可能です。このような経済学に関連する英語は勿論ですが、日々様々な学生、住民とコミュニケーションを取る中で日常会話に関する英語の語彙力が大きく伸びたこともこの留学生活の中で自身を持って成長したと言えるものの一つです。
二点目は視野の拡がりです。今迄日本で暮らしてきた私にとって海外の生活が新鮮だということは当然ですが、世界各地の料理を食べる、ヨーロッパの国々の文化や生活についてその国に住む学生から話を聞く、自身がLGBTQ+であると当然のように打ち明けている学生と出会って友人になる、中国の一帯一路政策について中国人の学生から考えを聞いてみるといった経験は日本で普通の生活を送っていては中々出来なかったものだと考えています。こうした経験は自身や日本を改めて見つめ直す機会にもなり、就職活動においてもただ「留学に行った」と経歴に書くだけでなく、面接等で話せる引出の数の増加といったことにも繋がっています。
上記のようなことを得て、私が留学終わりに一番感じたことは「もっと努力し続けなくてはならない」ということでした。私は留学に行って得られる最も大きいものは成長への意欲であると考えています。留学で沢山の経験をしていく中で自分の能力の至らなさや知識の浅さ、無知である物事の多さを実感することは必ずあると思います。それを感じる中で常に邁進し続け、留学中に達成できなかった課題をその後も取り組んでいこうというマインドをこれから留学に行く学生にも最後に持ってもらえたらと思います。

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