経済学研究科では、英語を通じて専門科目を学ぶCLIL(Content and Language Integrated Learning:内容言語統合型学習)を取り入れた短期英語研修プログラムを提供しています。
博士後期課程学生対象(当研究科博士後期課程に進学予定の博士前期課程学生を含む)
英語教育指導プログラム(CLIL)
《概要》 英語で行なわれる講義等を通して、英語で積極的に議論を展開する能力、異文化に対する理解力、コミュニケーションスキルを高めます。加えて、英語で専門科目を教えるための指導法や学生主導のアクティブラーニングを取り入れた教授法を学び、プレゼンテーションの実践学修なども行います。 2021年度の実施報告はこちらです。
博士前期課程学生対象(当研究科博士前期課程に進学予定の学部生を含む)
短期英語研修プログラム(CLIL)
追って案内します。
学部学生・博士前期課程学生・博士後期課程学生対象
アデレード大学英語研修プログラムについて
募集の詳細はこちらをご覧ください。
先輩から後輩へのメッセージ(2023年度プログラム)
学年(出発時):学部1年
今回初めて海外を訪れましたが、海外経験の有無に関わらず、本プログラムでは母語が使えない状況下での勉強と生活により、英語力の飛躍的向上を図ることが出来ます。一見すると、5週間という期間は短い様に思えますが、文字通りの「日本では経験できないこと」に溢れた生活で、時間の進みがとても速く感じられると思います。本プログラムは、英語で英語を学ぶことは勿論、英語で日常を過ごすことに主眼を置いています。私自身、参加前までは文法的に正しい英文を話すことに無意識にも拘泥していました。しかし、日本語が通じない中でのコミュニケーションにおいては、文法の正確性云々は瑣末なことであり、「言いたいことが伝わること」が何より重要であると学びました。英会話への心理的ハードルが下がり、自発的な会話が出来るようになりました。その正確性も、学習を進めるにつれ必ず向上していくので、ミスを過度に心配する必要も無いと思います。英語を習得したい、海外経験をしてみたいなどのちっぽけなきっかけでも、本プログラムへの参加が人生において貴重な経験となると、研修を終えた身として、自信を持ってお伝えします。
学年(出発時):学部2年
このプログラムに参加して良かった理由のひとつとして、オーストラリアの文化体験や生活体験をできたことです。SNSやネットで見るのではなく、実際の目で見ることで得られるものもあると思います。平日クラスのライティングの授業は大変良かったと思います。アイエルツやトーフルなどの試験のプラスになったと感じます。しかし、スピーキング力に関しては伸びたとは感じませんでした。なぜなら平日のクラスの9割は日本人なので、やはり時々日本語を話す場面もあるからです。しかし、大学で現地の友達を作るなど、自分次第で英語を話す機会を増やすことはできるはずです。何事にも同じように目的をもってこのプログラムに参加するべきであると思いました。日本で学んだ英語がどこまで通用するのか試したい、滞在中にいろんな所を見て回りたいなど。したがって、後輩たちにはこのプログラムを進めます。
学年(出発時):学部2年
めっっちゃ楽しかった!アデレードの景色、環境はめっちゃいいので是非行ってほしいです!
学年(出発時):学部2年
このプログラムには非常に満足しています。 英語が全くできなかった私は、なんとなく留学したら英語が喋れるようになるという甘い考えで応募しましたが、実際に現地に足を運んでみると、留学とはとても厳しい環境に身を置くことであることを知りました。大きく勘違いしていた点が2つあり、1つ目は、留学とは日本でインプットした知識を現地でアウトプットするということです。留学では、どれだけ自分の知っている知識を使って自分の言いたいことを現地の人に伝えれるかということを試されていると思います。2つ目は、5週間の留学と5週間の長期旅行とは全く別物であるということです。もちろん本気で語学力を向上させようと思いこのプログラムを応募しましたが、今回のプログラムは短期留学であるので、ちょっと長い旅行であると考えて、重く考えすぎず、気楽に挑もうと考えていました。ですが、楽しむことだけを目的とする旅行とは違い、留学は成長することを第一の目的とするため、コミュニケーションも自分から取らなければいけませんし、常に自分がどうすべきか考えて行動しなければいけません。この2点に気づいた私は、英語が喋れないながらも、道ゆく外国人に声をかけました。その結果、英語力が向上しただけでなく、精神面もかなり成長しました。 5週間を長いと捉えるか短いと捉えるかが成長の鍵なのではないかと思います。
学年(出発時):学部2年
アデレード大学英語研修プログラムに参加し個人的に1番良かったこととしては、オーストラリアの文化を体験・学習することができたことです。オーストラリアは人種のるつぼの代表的な国であり、様々な文化を体験するのに最も適している国の1つだと考えます。実際、私は中国人のホストファミリーと過ごし様々な中国文化を学べました。また、クラスメイトや友人のホストファミリー、近隣住民やアデレード大学生など多くの人が世界中から来ているので他文化を体験したい人にとって素晴らしい体験になることは間違いありません。
学年(出発時):学部2年
自分の英語力はもちろん、様々な考え方を学び、身につけることができます。一番印象に残っていることは「マイノリティーになることの大切さ」です。日本にいると同じ国籍・同じ言語を同じレベルで話すことがほとんどですが、現地では、自分が珍しい存在になる場面が多々あります。その時、日本の当たり前が通用しない・自分がそのコミュニティの中で足を引っ張るような感覚があります。しかし、その経験によって、英語を学ぼうというモチベーション・新しい人やコミュニティとの対話力を得たり、自分のアイデンティティを見つけたりすることができました。また5週間という期間は、半年や1年の長期留学に行く前に海外の生活を経験するのに適切な期間だと感じました。
学年(出発時):学部3年
このアデレード研修プログラムは私にとって貴重な経験でした。最も重要な点は、異文化交流です。オーストラリアは多分化社会であるため、個人のバッググラウンドや宗教、食の選択をより大事にしています。また、日本と比較するとはるかに独立しており、自分らしくあるという意識を尊重する社会です。日本にいて窮屈だと考える人に、この環境を知ることを強くお勧めします。そうでなくとも、グローバルシティズンシップを深く考える特別な機会になるでしょう。さらに、常に英語の環境に身を置くことができます。日常会話からプレゼンテーションなど幅広い状況で英語を使うことができるため、語学力の向上に役立つと思います。積極的に英語を使おうとする意識を大事にしてください。
学年(出発時):学部4年
アデレードでの英語研修は、自分にとって大変有意義なものになりました。まず語学面では、一度長期留学を経験してからの参加でしたが、発音や語彙などまだまだ勉強する必要があると気づくことができ、英語の授業をとったり留学生と交流したりすることで、引き続き語学力を向上させていきたいと考えています。一方で、語学面以外では、自分の価値観を前回留学に行った時からさらに広げられたと思います。特にオーストラリアは移民の国であり、アジア人である自分でもマイノリティに感じることはなく、働き方もワークライフバランスを重視しており、将来的に住んでみたいと思うようになりました。一方で、オーストラリアでは日本のように長年続いている文化が乏しいことも分かりました。このように、今回学んだことを今後の大学生活だけでなく、今後の人生でも活かしたいけるようにしたいです。
学年(出発時):前期課程1年
まずアデレードという街自体が素敵だった。オーストラリアのなかで比較的安全で、夏であったが日本と違って湿気がないため外で過ごし地手も快適だった。また、人がみなフレンドリーであったことも挙げられる。いろんな人種の人がいたが、協調した生活がよく伝わってきた。語学研修については、自分が割り当てられたクラスのメンバーがみなモチベーションが高かったため、切磋琢磨することができた。それに、たまたま他の国の学生(タイやチリ)がいて、異文化交流ができたし、仲良くなることができた。ホームステイについては、自分のホストファミリーはとても良い人で、自分がしたいことを優先させてくれたし、週末は自力で行くことが難しいような色々なローカルなスポットに連れて行ってくれた。総じて、とても楽しい満足度の高いプログラムであった。
学年(出発時):前期課程2年
私個人としてはクラスメイトに恵まれたおかげで5週間楽しく過ごすことが出来ました。タイとチリ出身の留学生と共に時間を過ごす機会が多かったため、必然的に英語を話すことが多く、日本人のクラスメイトもモチベーションが高かったので、授業以外でも英語で話してくれました。放課後や週末もほとんど彼らと遊びに出かけ、fringeというお祭りに参加したり、動物園でカンガルーに餌付けしたりと新鮮な経験を沢山することができました。再現性のある話ではないので安易に一般化は出来ませんが、授業、放課後、週末、ホストファミリーとの時間のいずれも充実したものになると思います。
学年(出発時):前期課程2年
初めての海外経験であったが、非常に有意義なプログラムだった。修士2年の卒業間近の時期に語学力向上を図りプログラムに参加した。語学力向上という面では、ホームステイと週5日の授業、交流イベントなどが充実しており、本人のやる気次第では十分に目標を達成できると感じた。アデレードは物価は高いが治安も良く、過ごしやすい気候と豊かな自然があり、これまで日本を出たことがない自分にとっては、非常に良い経験となった。