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本研究科主催の国際カンファレンス “2025 Kobe Conference on Trade, Growth and Financial Integration” が開催されました。

2025/03/12

2025年3月7日(金)、神戸大学経済学研究科の大会議室にて、「2025 Kobe Conference on Trade, Growth and Financial Integration」が開催されました。本カンファレンスでは、関連分野における理論・計量研究の最新動向について意見交換が行われ、有意義な研究交流が実現しました。

日本国内および米国・中国から、各分野で最先端の研究に携わる6名の研究者が参加し、6本の最新研究論文が報告されました。開会にあたり、金京研究科長が本カンファレンスの研究上の重要性や国際交流としての意義についてスピーチを行いました。会議は3つのセッションで構成され、国際経済政策講座の橋本教授、胡教授、中西教授がセッションチェアを務めました。

研究テーマは多岐にわたり、本学教員である大坪准教授による「ソーシャルメディアが市場に与える影響」の分析をはじめ、「海外直接投資の技術促進効果」、「異質的輸出企業における汚染技術の選択」、「金融政策の成長促進効果」、「発展途上国における貧困政策の労働市場調整効果」などが議論されました。また、「機械学習を用いた最新の計量分析手法」に関する研究も紹介されました。

カンファレンス前日には、教員控え室にて、米国からの参加者と本学教員との研究交流が行われました。計量経済学の最新分析手法と従来の手法の比較について活発な議論が交わされ、米国の研究者からは、データサイエンスと計量経済学に関する世界の大学の動向についての紹介もありました。本学の教員からは「大変勉強になった」との声が聞かれました。

また、カンファレンスの前後には、海外の研究者が本学の大学院生に対して研究指導を行いました。特に、異質的企業の貿易や労働市場における男女格差問題について指導がなされ、大学院生にとって有益なコメントを得る機会となりました。

今回のカンファレンスは、分野を横断する小規模な研究交流会であったが、講演者と出席者の間で活発な意見交換が行われ、今後の国際共同研究につながる可能性が期待されます。また、大学院生にとっても貴重な学びの場となり、最新の理論や計量手法の紹介は、今後の研究活動や学位論文の作成に有用な知見を提供するものとなりました。

神戸大学経済学研究科国際経済政策講座