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藤田 誠一 教授ご退職 ー研究科長 松林教授の送辞と藤田教授からのメッセージ―

送辞

 藤田誠一先生は本年3月をもって経済学研究科をご退職されます。藤田先生は1978年に神戸大学経済学部をご卒業後大学院に進まれ、1980年の助手へのご就任以来、41年間の長きにわたり経済学研究科のためにご尽力されてこられました。2008年から2010年には経済学研究科長を、2013年から2019年には神戸大学理事・副学長をお務めになり、神戸大の発展のために多大なる貢献をされてこられました。学会においては、日本金融学会の理事、常任理事を20年以上にわたってお務めになり、わが国における国際金融研究の第一人者として、学界をリードされてこられました。オペラをこよなく愛される上品なお人柄、剣道をこよなく愛される爽やかで高潔なお人柄に、多くの若手研究者、学生が魅了され、先生の門を巣立っていきました。藤田先生のこれまでのご貢献とご尽力に心より感謝申し上げるとともに、ますますのご健勝をお祈り申し上げる次第です。



経済学研究科長・経済学部長 松林 洋一 教授

 

退職メッセージ

 私は1974年4月、第1次石油危機の最中に神戸大学経済学部に入学しました。国際経済の分野に興味があり選んだ神戸大学でしたが、3・4年生では則武保夫先生のゼミで国際金融論を勉強しました。4年生の時には、三商大ゼミで円高と日本経済をテーマに議論しました。大学院を経て1980年6月に助手に採用され、以来約41年間教員として、学生時代を含めると47年間にわたり経済学部・経済学研究科にお世話になりました。  

 主な研究テーマは、国際通貨システムにおける非対称性で、金との交換を停止したドルの安定性とアメリカを中心とする国際資金循環の関係、EMSにおけるドイツの役割、ユーロと実体経済の非対称性が生み出す域内不均衡との関係などを研究してきました。また、金融論、貨幣論、国際金融論の講義を担当し、ゼミでは31学年・約350人の卒業生を送り出しました。また、大学院では約80人の学生を指導しましたが、そのうち約20人が国内外で研究者として活躍しています。  

 神戸大学は、神戸高商以来「学理と実際の調和」を重視してきました。経済学部で学ぶ学生の皆さんには、経済学の理論はもちろん、社会実践や留学などを通じて、幅広い能力を身につけられることを期待します。

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最後のゼミ生と


藤田 誠一 教授
(金融・公共政策講座)

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