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1月22日に神戸大学経済学研究科と厦門大学との国際カンファレンス(Kobe-Xiamen International Conference in Economics)を開催しました。

 中国の厦門大学(Xiamen University)は、中国東南地域の福建省にある国家重点大学であり、経済学を中心とする社会科学分野の研究水準が非常に高いことで知られています。神戸大学経済学研究科では、似たような特徴を持つ厦門大学との積極的な研究交流を推進するために、1月22日に厦門大学との国際カンファレンス(Kobe-Xiamen International Conference in Economics )を開催しました。
 カンファレンスでは、地主敏樹研究科長のご挨拶の後、まず、厦門大学のGui Fu Chen 准教授より、「Financial Development, Labor Participation, and Employment in Urban China」について研究報告が行われました。報告では、中国都市部のマイクロデータに基づき、中国における金融発展と労働市場の関係について実証的に分析を行った結果、その影響は地域によって大きく異なることが指摘され、神戸大学経済学研究科の勇上和史准教授による討論が行われました。
 次に、厦門大学のYe Guo教授より、「Monetary Policy, Unexpected Changes of Target Interest Rate and Cooperate Credit Spread in China」について、研究報告が行われました。報告では、中国の政策金利の影響を、予想された変化と予想されない変化に分解し、それぞれの影響について実証的な分析が行われました。本報告については、神戸大学経済学研究科の岩壷健太郎教授による討論が行われました。
 第3に、厦門大学のMu Yi Li准教授による「On a Dynamic Mixture Hyperbolic GARCH Model」に関する研究報告が行われました。この研究では、Hyperbolic GARCHモデルという新しい金融計量モデルが提唱され、その有用性について報告されました。本報告に関しては、神戸大学経済学研究科の難波明夫准教授による討論がなされました。
 第4に、神戸大学経済学研究科の中村保教授による「Solow Meets Stone-Geary: An Explanation to Population Explosion and Decline」に関する研究報告が行われました。中村教授は、ソロ型経済成長モデルにStone-Geary型消費関数に基づく、効用最大化行動を導入し、人口減少の理論的な分析を報告されました。
 最後に、神戸大学経済学研究科の金京拓司教授による研究報告「Asian Pacific Economic Linkages」が行われました。金京教授は、Global VAR modelを用いた外生的な経済ショックのアジア各国への影響に関する分析結果と今後の課題について報告されました。
 各研究報告の後の締めくくりとして、厦門大学のYe Guo 教授から今後の両大学の積極的な交流の推進に期待する閉会のご挨拶がありました。
 カンファレンスでは、予定討論者からのコメント以外にもフロアからの積極的な質問が多数あり、終始、活発な議論が行われ、今後の両大学の研究交流に期待のもてる実りの多い一日となりました。

    

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