◆ 模擬授業
◇ 玉岡 雅之 准教授 (金融・公共政策)
(第一部) 
「常識の非常識・非常識の常識−消費税で考えてみよう」
(第二部) 
「常識の非常識・非常識の常識−国債で考えてみよう」
第一部:
消費税の税率は5%ではないことはご存知でしょうか。また1%分の税率で2兆5千億もの税収が入ってきますが,10兆円税収が足りない国は4%税率を引き上げたらよいでしょうか。これから税率が上がっていくことが予想されますが,食料品などには消費税をかけなかったり,低い税率をかけた方がよいのでしょうか。また消費税は社会保障にのみ使うのがよいのでしょうか。知っていそうで知らないこと,また当たり前だと思っていても当たり前ではないことはたくさんあります。常識だと思われていることが実はそうではなく,非常識であると思われていることがやはりそうではないことが世の中にはたくさんあります。消費税という身近な例を題材に学問の醍醐味(の一欠片)を味わいましょう。
第二部:
現在日本は国と地方をあわせると1000兆円もの借金残高を抱えています。家計や企業だと破産や倒産になる状態ですが,日本の財政は破綻してしまうのでしょうか。そもそも財政が破綻するとはどういう状態なのでしょうか。これまで破綻した国はあるのでしょうか。国民の生活はそのときどうなるのでしょうか。また破綻しないようにするには増税は避けられないのでしょうか。知っていそうで知らないこと,また当たり前だと思っていても当たり前ではないことはたくさんあります。常識だと思われていることが実はそうではなく,非常識であると思われていることがやはりそうではないことが世の中にはたくさんあります。国の借金という(少し)身近な例を題材に学問の醍醐味(の一欠片)を味わいましょう。
◇ 衣笠 智子 准教授 (産業・社会政策)
(第一部・第二部共通) 
「人口減少社会と日本経済―明るい未来のための課題」
日本は、少子高齢化が進行しており、人口が減少していることは、皆さんも聞いたことがあるかと思います。ここでは、人口は経済にどのような影響を及ぼすか解説し、人口減少社会に突入した日本の今後の課題について、どのようなことが考えられるか、説明をします。人口減少社会は、労働力や人口の技術進歩を生み出す効果の減少、また、高齢者の介護・医療・年金問題など、困難な課題が多くあります。しかし、出生率の極端な低下を抑えること、長寿化の利点を最大限生かすこと、高度な質の良い教育により、技術進歩を生み出す努力をすること、環境・資源等の問題を考え持続可能な発展を目指すこと等により、日本が明るい未来を切り開くことができる可能性は残されていると思われます。ただ、人口減少社会における日本経済の課題は、議論・研究がなされ尽くしたとは言うことはできず、さらなる積み重ねが必要です。未来を担う皆さんと、是非一緒に考えていきたいと思います。
◆ 質疑応答・アンケート記入
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