神大経済について

カリキュラム

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深く,そして広く 体系的カリキュラム

1年生向け演習

神戸大学経済学部では1年生前期に35人程度の基礎演習クラスを設けています。 単なる知識の習得を目指すのではなく、大学で学ぶに当たっての考え方を深めることを目標に、教員がそれぞれの専門分野の知識と情報をもとに日常生活で直面する様々な社会経済問題等を取り上げ、知的好奇心を刺激しつつ、新鮮な気持ちで経済学の学習に入っていけるように指導します。このように、入学直後から経済学部の教員と直接コンタクトをとることによって、自分自身の経済学へのアプローチを描くことができるのです。

1年生向け必須科目と専門基礎科目

基礎演習の他にも1年生では、経済学部の専門科目を学習する上で不可欠とされる基礎知識を身につけるために、中級ミクロ経済学I・II、経済学、経済史、統計学といった必修科目を学習します。また、共通専門基礎科目として論理学、心理学、社会学、文化人類学、社会思想史などの講義科目や、線形代数学、微分積分学などの数学科目を履修します。これらの基礎科目の受講を通じて、2年生からの専門科目に必要な基礎的な知識を習得します。

幅広く学べる教養科目

専門科目の他には、全学共通授業科目の中の外国語、健康・スポーツ科学、教養原論を履修します。神戸大学は11学部からなる総合大学ですから、じつにバラティーに富んだ教養原論(一般教養科目)を受講することができます。経済学という学問が、私たちの暮らしに関係する多くの要因が複雑にからまりあった現象を分析の対象にしているからこそ、自然科学や人文科学など幅広い学問を同時に学んでおくことが重要となるのです。

専門科目

2年生からは経済学の専門科目を受講することが出来ます。8大講座のそれぞれが当該分野について多様な専門科目を開講しています。神戸大学経済学部には、約50名の教員がいますので、経済学のほとんどすべての分野についての講義が開講されています。また、2年生後期から経営学部、法学部開講の専門科目の中から幅広く関心のある分野を履修することも可能です。

ビジネスの最前線「特別講義」

神戸大学経済学部では毎年、各種の研究機関や企業から講師をお招きして、日本経済の様々な問題を講義していただいています。ビジネスの最前線で活躍している方々の実体験に基づいた講義には通常の講義とは違った面白さがあります。また様々な産業や企業を知ることによって、進路や将来に関してもよりよい判断が出来るようになるでしょう。

研究指導(ゼミ)

3年生からは、希望する教授の下で研究指導(ゼミ)が始まり、専門書の輪読や共同研究などを行います。さらに4年生の1年間は、自らが選んだテーマについて個別研究発表を行い、卒業論文を作成します。経済学部では、定員を少人数(1学年10 名程度)に限定し、きめ細やかな指導と学生同士の討論によって、専門的知識やプレゼンテーションのスキルを養っています。また、ゼミの合宿や旅行、懇親会などを通じて、教授と学生という枠を超えた社会人同士の付き合いも可能になります。教授 や先輩、後輩、OB・OG などゼミを通じた出会いは、学生生活を一層充実させてくれる貴重なものとなるでしょう。

伝統の三大学対抗ゼミ

ゼミの研究成果を発表する場として、「三大学対抗ゼミ(三商大ゼミ)」が毎年行われています。これは旧制商科大学を前身とする神戸大学・一橋大学・大阪市立大学の「旧三商大」で行われる伝統の討論会です。ここでは各ゼミが共通のテーマに沿った研究を発表し合い、討論します。教授の助言を受けながらも、学生自身で論文を完成させた時に得られる達成感と充実感は、ゼミならではのものです。また討論会の場は、各ゼミがお互いに負けまいとする非常に白熱したものになります。こうした経験や、大学を越えた出会いは自らに刺激を与え、必ず成長の糧になると思います。

上級科目

大学院との共通授業科目として設けられている専門科目で、各大講座について設けられている各分野についてのより専門性の高い内容を対象とする少人数での密度の濃い講義です。

卒業論文

多くの大学で卒業論文が課されなくなっている中,神戸大学経済学部は,卒業論文を2年間の研究指導の集大成として非常に重視しています。これは経済のグローバル化が進み,国際的に通じる論理を持って自己の考えを主張することが求められている今こそ,高度な調査,分析,論理構築を必要とする卒業論文の作成が重要な訓練になると考えるからです。なお、各年度の優秀な卒業論文に対して優秀卒業論文賞が贈られています。

 

専門性・学際性・国際性を伸ばす特別プログラム・コース

神戸大学経済学部では、グローバル化・複雑化する世界の状況に対応する人材を育成するために、体系的な経済学を学ぶカリキュラムに加えて、神戸大学の他の学部や海外の諸大学と連携して様々な専門性・学際性・国際性を伸ばす特別プログラムやコースを設けています。

5 年一貫経済学国際教育プログラム
International Five-year Economics Education Program at Kobe( IFEEK)

IFEEK は神戸大学と海外協定大学での研鑽を通じて、英語で経済学を使いこなす力を身につけるための特別教育プログラムです。このプログラムでは専門性としての経済学の知識、そして専門性を生かすための国際性を重視し、日本語と英語の両方を用いた教育を行います。

本プログラムは20 名程度を1年生後期に選抜します。選抜された学生は、2年生から特別演習や指定された英語による専門科目を履修するとともに、学内の英語習得プログラム、海外短期語学研修などに参加して英語力の向上を目指します。海外協定校への交換留学は3年生後期からの半年間が一般的ですが、留学の時期や期間は柔軟に設定できます。1年間留学するケースや4年生で留学するケースもあります。留学中は所属するゼミの指導教員による遠隔指導などを受け、卒業論文の作成を進めます。IFEEK は様々な進路を選択できる自由度の高いプログラムで、学部卒業後に大学院に進学するケースのほか、学部を4年で卒業し就職するケースもあります。

このプログラムで最も魅力的なコースは、5年間で早期卒業・早期修了を目指すケースです。まず3年後期に交換留学(半年もしくは1 年間)で単位を取得します。4年前期に帰国後、卒業論文を完成させて早期卒業し、推薦入試を経て大学院に秋入学します。大学院では留学先で得た知見をもとに研究を進め、1年半後に修士論文を提出し、修士課程を修了します。卒業論文から留学を経て修士論文まで一貫した指導を受けることにより、5年間で世界標準に到達することを目標にしています。

2019年3月には3期生5名が5年間のプログラムを無事修了し、様々な分野に巣立って行きました。5年間の研鑽をもとに、グローバルな舞台での大いなる活躍が期待されています。

EU エキスパート人材養成プログラム
Kobe University Programme for European Studies(KUPES)

海外において修士学位を持つ人材が増えており、国際的に活躍するためには、修士学位を取得することがより重要になっています。さらに、国内外で修士学位を取得することで専門性を身につけ、グローバルな視点を持ち複眼的に物事を捉えることのできる人材が求められています。

EU エキスパート人材養成プログラムでは、経済及び社会文化・法・政治的側面について専門的かつ学際的観点からEU(欧州連合)について学びます。ヨーロッパに精通した外国人教員が英語で開講する「日欧比較セミナー」、「Aspects of EU」をはじめとする、ヨーロッパ流の参加型の授業を留学前に受講し、更にアカデミックコーディネーターのサポートを受けながらヨーロッパ留学に備えます。学部時代に半年以上留学をした上で、大学院に進学し、在学中にヨーロッパの大学院に入学し、神戸大学の修士学位とヨーロッパの大学で修士学位を取得するダブルディグリーを目指し、国際的に活躍できる人材となることが期待されます。

EU 研究修了証プログラム

神戸大学の特徴の一つは、EU とのつながりの深さです。2006 年4月にJ. バローゾ前欧州委員会委員長、2010 年4月にH・ヴァンロンプイ前欧州理事会委員長(大統領)が神戸大学で特別講義を行いました。経済学部では、世界で最も重要な政治・経済圏の一つであるEU を学ぶため、関西学院大学、大阪大学との単位互換も利用しながら、「EU研究修了証」プログラムを提供します。エラスムスプラス・プログラムでは、ルーマニアのバベシュ・ボヨイ大学などとの学生交換を行っています。このような様々なプログラムを通じて、他の大学では得られない知識・経験を得ることができるでしょう。

法経連携専門教育プログラム

知的財産や規制改革など経済的・法的側面が複合する課題に対する総合的・複眼的な解決能力の開発を目指すために、社会システムイノベーションセンターの進める学際的教育として、経済学部と法学部が共同で運営するプログラムです。両学部教員が両学部生を対象に組織的に教育すること、法経連携演習など少人数の演習科目が多いこと、そして何よりも、経済学と法学をともに学ぶことが特徴です。1 年生の後期から履修を始め、2年生からプログラム登録学生向けの科目を履修します。修了研究論文を書き、所定の単位を取得すると法経連携専門教育プログラム修了証書が授与されます。

持続可能な開発のための教育コース
Education for Sustainable Development(ESD)

神戸大学では、2008 年度から発達科学部*1・文学部・経済学部が共同でESD サブコースを立ち上げ、その後拡大し、2017 年度から全学化されています。経済学部は立ち上げに参加した3学部の一つとして、現実の課題を事例として、学生が自治体や企業・NPO など地域の様々なフィールドに出て現場の人々とともに主体的に課題解決に向かうことの重要性を学ぶ演習科目、様々な分野の最先端で活躍する人から実際の課題解決の事例と主体的な取り組みを学ぶ講義などを提供しています。目的は、環境・人権・福祉・国際理解・健康等の「 持続可能な社会づくりに関する諸問題」に対して、積極的に取り組んでいくことができるような人材を養成することです。

数理・データサイエンス
標準カリキュラムコース

現在のような情報化社会においては、データに振り回されることなくデータを正しく客観的に理解することがとても重要です。神戸大学では、数理・データサイエンスに関する教育研究を推進するために、2017 年に数理・データサイエンスセンターを設置しました。経済学部の学生は、同センターが中心となって運営される数理・データサイエンス標準カリキュラムコースに参加することができます。また、所定の単位を修得すれば「修了認定証」が授与されます。

 

 

 

 

 

 

 

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