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中村 保 NAKAMURA Tamotsu 教授

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研究テーマ
  1. これまでに行ってきて現在も取り組んでいる研究は以下の5つです。代表的な著書あるいは論文を合せて紹介します。

  2. 1.マクロ(動学)モデルを用いた、正規・非正規労働比率と所得格差の短期的及び中期的変動に関する分析 「所得格差のマクロ動学分析」2014年3月、勁草書房 314ページ+x

  3. 2.ヴェブレン効果やEmulation及び所得格差が労働供給に与える効果についてのミクロ経済学的分析 “A Complete Characterization of the Inverted S-shaped Labor Supply Curve,” Metroeconomica, 61(4), pp.665-675, November 2010. (with Yu Murayama)

  4. 3.所得分配と人的資本形成の間の相互依存関係とそれがマクロ経済の短期的長期的パフォーマンスに及ぼす影響に関する動学分析。 ”Studies in Medium-Run Macroeconomics: Growth, Fluctuations, Unemployment, Inequality and Policies” Edited by Tamotsu Nakamura, Hideyuki Adachi, Yasuyuki Osumi, World Scientific Publishing. April 2015, 327 pages+xxii

  5. 4.多様な種類の不確実性及び投資の不可逆性が投資決定に与える効果に関する分析 「設備投資行動の理論」2003年2月27日、東洋経済新報社 223ページ+xii

  6. 5.混合寡占市場に関するゲーム理論的分析。 “Nash bargaining and partial privatization in mixed oligopoly,” Economic Modelling 46, pp. 315-321, April 2015.(with Hiroyuki Takami, )
講義・ゼミの内容

【学部講義】
「経済原論Ⅱ」
[授業のテーマ]
1.マクロ経済に関する会計原則・統計データに関する基礎を学習する。
2.マクロ経済の長期均衡及びそこでの失業を理解するために新古典派理論を学習する
3.短期的な経済変動の要因を分析するためにIS-LM及び総需要・総供給分析を学習する。
4.マクロ経済の国際間の相互関係を分析するための道具としてのマクロ開放経済モデルを学習する。
[授業の到達目標]
1. マクロ経済に関する統計データを正しく把握する知識を身に付ける。
2. 国民所得、失業、インフレ(デフレ)等の基本的な決定メカニズムを理解する。
3. 経済政策の効果及びその外国への波及、外国の諸政策の自国経済への影響等について議論するための基礎を身に付ける。

「特別演習(マクロ動学入門)」
[授業のテーマ]
1.動学的一般均衡理論の基礎を学ぶ。
2.離散時間モデルと連続時間モデルの両方に習熟する。
[授業の到達目標]
1.動学的一般均衡理論の基本的な構造について理解する。
2.動学的一般均衡モデルの分析結果とその経済学的意味を解釈できるようになる。

 

【大学院講義】
「マクロ経済学 I (上級マクロ経済学Ⅰ)」
[授業のテーマ]
マクロ経済動学、
動学的一般均衡モデルを用いた経済成長・経済変動・金融政策の分析
動学的最適化に基づく消費・投資行動の理解
[授業の到達目標]
(1) 微分を用いて比較静学、動学的最適化、均衡の安定性について学習する。
(2) 動学的一般均衡理論を離散時間及び連続時間のモデルを用いて理解する。
(3) ソロー・モデル、ラムゼイ・モデル、世代重複モデルなどの代表的な動学モデルをきちんと理解する。
(4) 学習した動学モデルを用いて、経済成長、経済変動、消費・投資行動、金融政策などを分析する。

「マクロ経済学2」
[授業のテーマ]
1.「マクロ経済学Ⅰ」を受講し動学的一般均衡理論に関する基礎知識を身に付けた人を対象に、「マクロ経済学Ⅰ」で紹介することができなかったマクロ経済学いつかのトピックについて学習する。
2.資産や所得の格差が発生するメカニズム、所得分配が経済成長に与える影響に関する動学的一般均衡モデルを用いて考察する。
[授業の到達目標]
1.協調の失敗、消費、投資及び政府債務に関する重要な理論を正しく理解する。
2.所得分配に関する基本的なマクロ動学モデルを身に付ける。

 

【学部ゼミ】
マクロ経済学、マクロ経済学を使って日本が直面する所得及び地域格差、少子化、高齢化などについて考える。
[3年前期]
① 3人から4人のグループを3つつくり、担当した章と章末の問題の答えを報告してもらう。他のグループの人は質問を考えてきて質疑応答を行う。
② 報告の際は必ずレジュメ(ハンドアウト)を用意する。
③ すべてのグループが章末の問題をやってくる。
④ 必要に応じて教員が解説を加える。
[3年後期]
① 各自が3商ゼミのテーマとして相応しいと考えるものを選び発表する。
② 各自の報告をベースに話し合い、テーマを決める。
③ 3人から4人のグループを3つつくり、論文作成にむけて調査研究を行う。
④ 論文を作成し、研究報告を行う。


[4年前期]
① 各自が卒業論文のテーマを決めるために、最低3冊の本を読みその内容について発表する。
② 発表での議論を踏まえて卒業論文のテーマを決め、夏休み中の課題を明らかにする。
[4年後期]
① 卒業論文について2度中間報告を行い、ゼミ生及び教員からのコメントを生かしながら、調査研究を進める。
② 卒業論文を完成させ、発表会で報告する。

 

【大学院ゼミ】
[授業のテーマ]
マクロ動学理論の習得とそれに基づいた研究論文の作成
① 異時点間の最適化問題の解法について理解する
② 動学的一般均衡モデルを学び独自のモデルを作成する
③ 研究の進め方、論文作成の基礎・方法を学ぶ
[授業の到達目標]
① 異時点間の最適化問題を設定し解くことができるようになること
② 分析したいことをきちんとモデルとして構築できるようになること
③ 国際的に通用する学術論文を作成できるようになること

 

メッセージ

20年ほど前の夏、アメリカの片田舎の本当に小さな教会で、有名な建築家フランク・ロイド・ライトのお孫さんにお会いしたことがあります。日本をこよなく愛し、旧帝国ホテルの設計でも知られるお爺さま同様に大柄なライト氏を見た時、お爺さまの有名な言葉を思い出しました。「小さな計画は立てないように。そういうものには人の魂を揺り動かすような魔力はないのだから。」
大学時代に、他人の目ではなく自分の目で、自らの魂を揺り動かすような何かを見つけて下さい。

主要業績
  1. 1. 「設備投資行動の理論」東洋経済新報社(223ページ+xii)2003年2月

  2. 2. "Risk-aversion and investment-uncertainty relationship: a note," Journal of Economic Behavior and Organization, 38(3), 357-363, 1999

  3. 3. "A dynamic analysis of an economy with banking optimization and capital adequacy regulations," Journal of Economics and Business, Vol. 59(1), pp 14-27, January 2007(三宅敦史氏との共著)

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