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小林 照義

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小林 照義 KOBAYASHI Teruyoshi 准教授

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URL

https://terukobayashi.wordpress.com/

研究テーマ

金融政策・ネットワーク科学

研究テーマは大きく分けて2つです。一つは数理的なマクロ経済モデルを用いた金融政策の分析です。マクロ経済を「家計」、「企業」及び「中央銀行」のようにミクロの経済主体を大きく大別し、それぞれの最適化行動の積み上げから均衡を求めることで経済全体の振る舞いを調べます。このようなアプローチを取ることで、マクロの観点からだけでなくミクロの経済主体にとっても望ましい最適な金融政策の導出が可能になります。
もう一つはネットワーク科学です。ネットワーク科学は自然現象・社会経済現象の背後にある様々なつながりの構造を明らかにすることで、現象のメカニズム解明を目指します。経済現象では、銀行間の資金のやりとりによって形成される金融ネットワークが代表的な研究対象です。例えば、一見してあまり重要ではなさそうな小規模銀行が破綻した場合でも、金融ネットワークを通じて金融システム全体に破綻の連鎖が広がる場合があります。これは個別の金融機関を観察していても分からない事象で、近年急速に発展してきた研究分野でもあります。

 

講義・ゼミの内容

【学部講義】
「上級マクロ経済学IA,B」
大学院講義の「マクロ経済学IA,B」と共通ですのでそちらを参照ください。

 

【大学院講義】
「マクロ経済学IA,B」
この講義では、学部レベルの中級マクロ経済学と研究レベルのマクロ経済学を繋ぐための基本的なツールや代表的なモデルを学習していきます。具体的には、動学的最適化、均衡の一意性および微分方程式と位相図などです。受講者はTAセッションや演習科目を通じてフォローアップを受けることができます。まずは自分で宿題や予習をしっかりとやり、補習を利用しながら疑問を解決していくことが重要です。

 

【学部ゼミ】
3年次は基本的には金融政策かネットワーク科学に関する基本的なテキストを輪読していきます。テーマはゼミ生の志望を見ながら決めます。4年次は卒論のテーマを決定し、その中間報告を繰り返しながら質を高めていきます。過去の卒論研究では、自分で関連資料を調べるだけでなく、専門家にインタビューに行くことで現実の動向について理解を深めていきました。

 

【大学院ゼミ】
修士過程では、マクロ経済学の研究、特にDSGEモデルのような動学的最適化を伴うモデルの解法に必要なプログラミング・ツールの習得に重点を置きます。博士課程では、個別のテーマに沿った論文の報告をしながら論理的な論文の書き方を身につけます。

 

メッセージ

大学は、何となく社会の仕組みや制度に詳しくなるだけでなく、本質的な理解を深めるところです。数理モデルを扱うことができるようになることは、経済メカニズムの本質的な解明に一歩近づくことでもあります。大学(院)生として、ぜひ本質に迫るための努力をしてほしいと思います。

 

主要業績

上記URLを参照ください。

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