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中西 訓嗣

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中西 訓嗣 NAKANISHI Noritsugu 教授

中西 訓嗣

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URL

http://www2.kobe-u.ac.jp/~nakanisi/

研究テーマ

国際貿易理論,ゲーム理論の応用

私は以下のようなテーマに関心を持って研究を進めています。
(1)貿易自由化によって世界の人々の暮らし向き(経済厚生)はどのような影響を受けるのか,あるいは人々の暮らし向きを改善させるにはどのような貿易自由化政策を設計・実施すればよいのか。
(2)各国を規律づける世界中央政府が存在しない状況において,各国が自発的に参加でき,なおかつ人々の暮らし向きの観点から好ましい貿易交渉や安定的な国際貿易ルールは可能であるのか否か,可能であるとすればそれはどのようなものであるのか。
(3)国際的なタイムゾーンの違い(=時差)とインターネットのような情報通信ネットワークとを利用して行われるサービスの国際取引(=サービス貿易)が各国の生産構造や所得分配にどのような影響を及ぼすのか。
これらのテーマに関して,正統的な一般均衡分析の手法やゲーム理論的手法を用いてアプローチしています。

 

講義・ゼミの内容

【学部講義】
「国際貿易論」
国際貿易や海外直接投資等の様態を解明するための理論的枠組みについて学修します。比較優位に関する古典的理論とその発展形を学んだ後,現代の経済社会を特徴付けている規模の経済・製品差別化や独占・寡占等の要因を組み込んだ近代的理論の基礎的事項を取り上げます。

 

【大学院講義】
2017年度は開講していない

 

【学部ゼミ】
学部ゼミでは「国際経済学」と「ゲーム理論」について徹底的に学びます。国際経済学とゲーム理論に基づく分析技法に習熟し,様々な経済事象から課題を抽出・指摘し,分析を展開して,得られた結果を適切な形(論文,口頭発表等)で表明できる能力を身につけることが目標です。
 1年目(3年次)には,教科書の講読を通じて国際経済学とゲーム理論の基礎理論に関する理解と分析技法の習得を図ります。また,共同論文の執筆作業を通じて経済分析(資料・データの収集・整理,理論モデルの構築・計算・解釈,統計的・計量経済学的な検証等)の実践を学びます。さらに,共同論文を携えて他の研究室あるいは他大学との対抗討論会や研究発表会に参加して,プレゼンテーション技術を磨きます。2年目(4年次)には,受講生各自が関心を持つ国際経済上の特定の事象・課題を取り上げて研究論文の執筆に取り組みます。

 

【大学院ゼミ】
大学院ゼミのテーマは「国際貿易論」です。国際貿易論および関連分野に関する最先端の知識と技法を習得し,自立した専門家としての研究遂行能力を養成することが目標です。

 

メッセージ

学問は,それが役に立つか否かではなく,いかにそれを「役に立てるのか」が重要なのです。

 

主要業績
  1. 1. "The distributional and allocative impacts of virtual labor mobility across time zones through communication networks,” with Ngo Van Long, Review of International Economics, 2015, 23 (3): 638-662.

  2. 2. "Noncooperative farsighted stable set in an n-player prisoners' dilemma," International Journal of Game Theory, 2009, 38, 249-261.

  3. 3. "Successive expansion and stability of network integration in international trade," in: T. Kamihigashi and L. Zhao (eds.), International Trade and Economic Dynamics: Essays in Memory of Koji Shimomura, 2008, 161-185, Springer.

  4. 4. "Free entry, market size, and the optimistic stability," International Game Theory Review, 2007, 9(2), 243-268.

  5. 5. "Expansion of network integrations: Two scenarios, trade patterns, and welfare," with Toru Kikuchi, Journal of Economic Integration, 2005, 20(4), 631-643.

  6. 6. "The market selects the wrong firms in the long run," International Economic Review, Vol.46, No.4, 2005, pp.1143-1165. (With Takao Ohkawa, Makoto Okamura, and Kazuharu Kiyono)

  7. 7. "On the existence and efficiency of the von Neumann-Morgenstern stable set in a n-player prisoner's dilemma," International Journal of Game Theory, 2001, 30, 291-307.

  8. 8. "Reexamination of the international export quota game through the theory of social situations," Games and Economic Behavior, 1999, 27, 132-152.

  9. 9. "Welfare analysis of tariff change with and without international transfers," Journal of International Economics, 1993, 35, 377-387.

  10. 10. Theoretical Analyses on Trade Liberalization ---Stepwise and Piecemeal Policies and Welfare Improvement, 1993, published by Kobe University Publishing Association; circulated and sold by Yuhikaku co. Ltd., (Original in Japanese).

 

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