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畳谷 整克

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畳谷 整克 TATAMITANI Yoshikatsu 教授

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URL

http://www2.kobe-u.ac.jp/~tatami/

研究テーマ

中心的研究課題は,ゲーム理論の一分野であるメカニズムデザイン,特に遂行理論です。遂行理論の目的は,社会・経済を構成する個人のインセンティブを考慮しながら,社会的に望ましい帰結をもたらす制度を設計することにあります。その分析対象は広く,情報の非対称性から発生する問題一般が取り扱われます。具体例としては,社会選択,財の取引,公共財供給,最適課税,規制,競売制度の設計,マッチングの問題,契約の問題などが挙げられます。

講義・ゼミの内容

【学部講義】
「公共経済学」
市場メカニズムの効率性を考えると,政府が経済に介入する必要はないように思えます。しかし,世界中の国々で政府は税金や補助金を導入し,財やサービスを供給し,様々な規制を行い,民間部門の経済活動に影響を与えています。このことは,市場に経済活動のすべてを委ねていては解決できない問題があることを示唆しています。実は,いくつかの前提条件がそろって初めて市場メカニズムの効率性が保証されます。言い換えると,それらの条件が成立しないときには,市場が上手く機能しない可能性があります。このとき,政府が経済に介入することでより望ましい資源配分を達成できるかも知れません。この授業では,政府がどのような場面で,どのような政策を用いて経済活動を積極的に行うべきかについて議論します。

        

        

        

【大学院講義】
「公共経済学」
市場メカニズムの効率性を考えると,政府が経済に介入する必要はないように思えます。しかし,世界中の国々で政府は税金や補助金を導入し,財やサービスを供給し,様々な規制を行い,民間部門の経済活動に影響を与えています。このことは,市場に経済活動のすべてを委ねていては解決できない問題があることを示唆しています。実は,いくつかの前提条件がそろって初めて市場メカニズムの効率性が保証されます。言い換えると,それらの条件が成立しないときには,市場が上手く機能しない可能性があります。このとき,政府が経済に介入することでより望ましい資源配分を達成できるかも知れません。この授業では,政府がどのような場面で,どのような政策を用いて経済活動を積極的に行うべきかについて議論します。その際,特に経済の構成員の間に存在する情報の非対称性に起因する問題について考えます。

        

 

【学部ゼミ】
公共経済学や,ミクロ経済学・ゲーム理論の応用分野である「メカニズムデザイン」・「マーケットデザイン」について,ゼミ生の皆さんと学びたいと考えています。公共経済学や「メカニズムデザイン」・「マーケットデザイン」では,市場が上手く機能しない場合に,実行すべき政策について吟味したり,市場にかわる資源配分の仕組みを考えたりします。その際,特に社会・経済の構成員のインセンティブを考慮しながら,社会的に望ましい帰結をもたらす制度の設計を検討します。

        

 

【大学院ゼミ】
ミクロ経済学やゲーム理論を用いた経済分析,特にインセンティブがキーワードになる経済問題の分析を行います。社会・経済の構成員のインセンティブを考慮しながら,社会的に望ましい帰結をもたらす制度について検討します。
ゼミの修了生が提出した修士論文のタイトルをいくつか挙げておきます:
・Modeling a Carbon Central Bank for Emissions Trading
・被後見人の効用を高める成年後見制度の検討
・女性管理職登用を阻む要因の分析とその解決策の検討
・就職活動時期の変更が学生と企業のマッチングに与える影響

主要業績
  1. 1. "Double Implementation in Nash and Undominated Nash Equilibria in Social Choice Environments," Economic Theory, Vol. 3, No. 1, pp. 109-117, 1993.

  2. 2. "Toward Natural Implementation," International Economic Review, Vol. 37, No. 4, pp. 949-980, 1996, joint with T. Saijo and T. Yamato.

  3. 3. "Implementation by Self-Relevant Mechanisms," Journal of Mathematical Economics, Vol. 35, No. 3, pp. 427-444, 2001.

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