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世界に通用する研究者養成−本科コース
本科コースは研究者養成コースで、前期課程2年間と後期課程3年間からなる5年一貫の課程です。前期課程2年間では、所定の単位数(30単位以上)の講義・演習・特殊研究などを履修し、修士論文を作成します。後期課程進学後は、研究指導を通して論文指導を受け、学会報告や経済学の専門誌に論文の投稿などを行い、博士論文を作成します。
講 義
講義は、週1コマ(90分)の授業15回が基本で、レポートあるいは学期末の試験によって評価されます。非常に広い分野にわたる講義科目が提供され、分析ツールを習得するための科目から、高度な専門科目までを選択することができます。また、学外から数名の非常勤講師を毎年招いています。
演 習(ゼミナール)
大学院生はそれぞれ特定の教員のゼミナールに所属し、研究者の卵として鍛えられていきます。ゼミナールは週2コマで、前期課程では基本文献の輪読と修士論文作成のための研究報告が、また後期課程では博士論文作成のための個人研究報告が中心となります。また特殊研究(第2ゼミナール)を履修して、指導教員以外の教員から研究指導を受けることもできます。
六甲フォーラム
研究者養成の柱として演習とともに重要なものが共同研究・教育のためのワークショップ「六甲フォーラム」です。六甲フォーラムでは、博士後期課程院生の研究報告に対して複数教員による組織的指導を行う他、国内外の研究者を招聘し、講演・講義をしてもらうことで、最先端の経済学に触れることができます。
修士論文
研究者としての第一歩は、修士論文の作成から始まります。一般的には、前期課程1年目に必修科目の習得などを通じて研究者としての基礎体力を蓄えた後に、2年目にテーマを決め論文作成に取り組み、「修士論文公開セミナー」を経て提出することになります。
博士論文
博士号には課程博士と論文博士の2種類がありますが、本科コースの大学院生が取得を目指すものは課程博士です。課程博士は、前期課程を修了し、後期課程に 3年間以上在学して所定の単位を修得し、学力試験2分野および外国語試験に合格していれば、博士論文を提出して審査を請求できます。本研究科では、1988年度に第1号の課程博士が誕生して以来、日本人88名、外国人53名(平成21年4月現在)の卒業生が課程博士を取得しています。
高度専門職業人の育成.専修・社会人コース
専修・社会人コース (前期課程)は2年間の課程であり、高度専門職業人の育成を目指します。専修コースは平日と土曜日の開講科目を修得することによって、また、社会人コースは土曜日開講科目を中心に修得することで、それぞれ修士号が取得できます。
スキルアップ・プログラム
高度専門職業人の育成を目的とし、日本経済の景気予測や消費動向の実証分析などの計量経済学のスキルを習得したい方のためのプログラムです。データに基づく理論モデルの応用、計量経済学的処理による実証分析が主要なテーマとなります。これらを体系的に学び、シンクタンクや企業の調査部、官公庁などで実践的に使える計量経済学的スキルを身につけます。受講対象者は専修コースと社会人コースに属する院生です。シンクタンクなどへの就職を希望する方、すでに企業などで働きながらスキルアップを目指す社会人の方にぴったりのプログラムです。
スキルアップ・プログラムでは、講義、基礎統計分析、基礎計量分析、情報処理演習 I・II(統計分析ソフトの使用方法を学びます)に加えて、スキルアップ経済分析(より専門的な計量経済学やその応用例などをオムニバス形式で学びます)が特別に提供されます。さらに、高度な経済分析へ進むための基礎として、基礎ミクロ経済学、基礎マクロ経済学、基礎経済数学を提供します。このようなコア科目を修得し、経済分析に必要なツールを身につけたうえで、スキルアップ演習(少人数形式の研究指導)を履修して修士論文を完成させます。コース修了者には修士 (経済学)の学位と併せて、スキルアップ・プログラム修了証書が授与されます。
土曜日・平日夜間開講
社会人コースは、土曜日と平日夜間の開講を原則とし、働きながら週末を利用して土曜日だけの就学でも修了することができる点が大きな特徴です。また、平日の夜間に開講される社会人コース向けの講義を受講することもできます。もちろん、平日の昼間に開講されている本科コース・専修コースや他研究科の講義(MBA,法科大学院を除く)も、時間的余裕があれば履修し、修得単位に加えることができます。
リカレント教育プログラム
リカレント教育プログラムは総合的な経済学的分析手法を用いて政策の分析・評価・立案に結びつけていくことを学ぶプログラムです。社会人の方がお持ちの豊富な知識・経験を生かしながら、福祉問題、地域経済、環境問題などの政策課題を学んでいきます。ジャーナリスト、自治体職員、地方議会議員の方々のような政策形成の専門家を目指す方に必要な経済学の知識を提供します。もちろん、このプログラムはそのようなプロフェッショナルを目指す専修コースの学生も参加できます。
リカレント教育プログラムでは、政策分析の基礎となる基礎ミクロ経済学、基礎マクロ経済学のコア科目の講義に加えて、特別にリカレント経済分析(地域経済政策など、種々の政策に関連したオムニバス形式の講義)が提供されます。このようなコア科目を修得し、経済政策に必要な経済理論をしっかり身につけた上で、リカレント演習(特定の政策的な共通テーマのもとでの少人数形式の研究指導)で各人の研究テーマについて研究し、修士論文を完成させます。コース修了者には修士 (経済学)の学位と併せて、リカレント教育プログラム修了証書が授与されます。

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